一時期、カレーを作る際にホタテを入れていたことがあった。一時期、カレーを作る際に鰹節を入れていたことがあった。どちらもいい出汁が出るからである。
その後、なくても十分美味しいなと思い、料理の引き算を覚えてからは暫く入れていなかったのだが、近所のスーパーの特売品としてホタテが出ており、久しぶりにカレーに入れることにした。
ホタテと手羽元のカレー
海産物の中で一番好きなものは何かと問われれば、ホタテかもしれない。社会人になるまで…いや、結婚するまでは美味しさに気づけなかったのだが、妻とちょっといい寿司屋で食べて以来好きになった。回転寿司のあの不味いホタテはなんだったのだろう。
ホタテの素晴らしいところは、生でも美味しいし加熱しても美味しいところだと思う。だいたいの海鮮は生のほうが美味しい(鮮度かいいからかもしれないが)というイメージがあるけれども、ホタテは調理法に迷ってしまう。特に妻はリクエストに迷っている気がする。
話が少し逸れたが、今回は特売のホタテと見切りの手羽元を使ってカレーを作ることにしたのだ。どちらもいい出汁が出るので、失敗する心配がなくて気持ち的には楽だった。
手羽元を焼く
意味があるのか、本当にそうなのかは分からないが、油を落とす意味と焼き目でコクを出すという名目で、手羽元を使う際は弱火~中火の間で焼き目がつくまで焼くことにしている。
塩コショウと大量の白すりごまをまぶし、白すりごま衣がつくような感じで焼いた。すりごまは1kg分を購入しているので使い放題なのだ。
煮込む
あとはいつものチキンカレーの要領で野菜を炒めたあと、ホタテ、手羽元、調味料の順で投入して極弱火~弱火の間で煮込む。今回は朝7時半に仕込んで11時ぐらいまで3時間半煮込んだ。
いつものチキンカレーの作り方。
その後、味見をして息子分を取り分けて、カレー粉を投入してさらに30分ほど煮込んで出来上がりである。
息子用に取り分けたカレー粉投入前のもの
ホタテと手羽元の旨味がしっかり出ているので、カレー粉を入れなくても十分美味しい。ホタテが入っていると言わずとも息子は「ホタテが入ってるー!ぼく、ホタテ好きなんだー!」と喜んでいた。
完成
そして、皿に盛り付ける前のものがこちらである。手際よく骨を取って食べやすいようにしてから盛り付ける。手羽元はホロホロにしてもパサパサにならないのでとても助かる。鶏もも肉は火加減と加熱時間にちょっと気を遣うが、そこも大雑把で済むので大好きだ。
オリーブオイルで弱火でじっくり焼いた白ナスと紫ナスに、息子リクエストの小松菜の胡麻和え(最近とても気に入っている)を添えて完成である。ナスは食べ比べるとその違いが分かってとても美味しく面白い。
味は満足のいく仕上がりになった。ホタテと手羽元様様である。どちらも楽をさせてくれるのにとっても美味しいから大好きだ!
今回で五缶目のインデラカレー400gを使い切った。ちなみに前回購入したのは3月3日(Amazonの購入履歴より)だから、だいたい半年で1缶使っている計算か。
カレー粉がなくなったので注文した。これで6缶目なのだが、1缶あたり80食分らしい。5×80=400食…そんなに作ってたの!? pic.twitter.com/TC7ANmKz4E
— トニー・マッカー・トニー (@tonymaccartony) 2021年9月24日
半年で80食…作っているのだろうか?週一で作るとして計算してみたところ、半年(26週)×2人前(妻と私)=52食なので計算が合わない。すなわち、我が家のカレー1食分が多いということが分かった。1人約1.5食分だったのだな…。