カレー粉でカレー作ったらアップするブログ

毎週のようにカレーを作っている私トニーが、カレーを作ったらその記録のために感想をアップするブログ

キーマカレーときゅうりの千切り。

実家で暮らしていた時分、きゅうりとはちくわの穴の中に収められて食卓に登場するものであった。父が好きだったのである。それ以外には刺身のツマの代わりに出てきたぐらいだろうか。

 

なぜ突然きゅうりの話をし始めたかと言うと、近所のスーパーで特売品になっていて買ってしまったからだ。特売品とは特に興味がなくても安いというだけで惹かれてしまう。モノを見て質が良ければ猶更「なぜこんなにいいものをこんな値段で!」という感嘆の声を上げたくなってしまう。本当に恐ろしいワードだと思う。

 

昨年も同様の罠にはまり、大量の巨大きゅうりを手にした私は、使い道を持て余して味噌汁に投入するという暴挙に出たが、思いのほか美味しかった。よくよく考えてみれば冷や汁に入ってるのだから、合わないわけがないのだが、よくよく考えることをせずに生きているこの頃の新鮮な驚きだった。

 

 

キーマカレー

ということで、きゅうりを食べるためにキーマカレーを作った。サッと手軽に作れ、家族に好評なのでカレーの中でも作る機会が一番多いかもしれない。

 

その昔、キーマカレーの作り方の記事を書いたが、今と作り方が違うことが面白かった。冷蔵庫も一掃しなくてよい。人は変わっていくのである。

 

カレー粉で作る冷蔵庫一掃万能キーマカレーの話

 

ということで簡単ではあるが、今の作り方を記しておきたい。

 

材料

今回のカレーの材料は以下の通り。大人2.5人分(夫婦+子1人)

 

  • 玉ねぎ:1/4個
  • にんじん:1/5本
  • しめじ:1/5パック
  • 舞茸: 1/4パック
  • にんにく:1欠片
  • 牛豚挽肉:300g
  • オリーブオイル:適量
  • 塩、こしょう:適量
  • みりん:大さじ1杯
  • 醤油;大さじ1杯
  • カレー粉:カレースプーン1.5杯

 

調理時間の都合上、野菜が少なめで肉が多めになった。野菜を多くすると火を通すのに時間がかかるのである。自分で書いていてアレなのだが、レシピサイトなどに目を通すと、度々「適量」と出てきて、それはどのぐらいなのか知りたい人は多いのではないかと思うことがある。

 

しかし、適量と書く以外にないのだ。その日の気分や肉の感じ油や塩の質で「このぐらいかな」と勘や経験に基づきながら投入する量が「適量」なのだ。量ると訳が分からなくなる。だから適量と書かざるを得ない。このブログはレシピサイトでも料理の作り方を伝授するブログではない。単なるカレーを作った記録であるから許してほしい。

 

作り方

まずはフライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを投入し、弱火で炒めていく。にんにくの香りが立ち込め、火が通ったと思ったら、玉ねぎとにんじんを投入する。それに火が通ったら舞茸としめじを投入する。

 

野菜はすべて粗みじん切りだ。何年も料理をしているが、みじん切りは本当に適当にやっているので、上達の気配がなく適当にしかならない。

 

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舞茸としめじに火が通ったら、牛豚挽肉を投入し、みりんと醤油を加えて蓋をして肉に火が通るのを待つ。ここまで火力は変えないずっと弱火だ。

 

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蓋を開けて火の通りを確認したら、味見をして息子用を取り分け、カレー粉を投入して混ぜる。カレー粉の量はこの時点で出てきた水分量で調節するようにしている。水分が多いようであれば少し多めにし、少なければ減らす。水分に対してカレー粉の量が多いと、どうしても粉感が消えなくなるからだ。

 

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その後は蓋をして火をとろ火にして待つ。挽肉は火を通しすぎると簡単にパサつくので、とろ火で10分ぐらいに抑えておく。

 

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火を止めて蓋をしたまま少し冷まし、食べる前に適温に加熱して完成だ。

 

盛り付け

妻が目玉焼きを載せたいというので、並行して作っていたのだが、火を通しすぎて狼狽えてしまったため、皿に着地させるのに失敗してしまった。そもそも普段はヘラをつかっているのに箸でやっていたとのこと(狼狽えすぎていて覚えていなかった)。そりゃ失敗するわ…。

 

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千切りのきゅうりを添えて完成(1本分を3人で分けた)。今回も大人はノーライスでいただく。

 

所感

見た目は崩れてしまったが、味には問題がなかったので良しとしたい。最初はカレーのみで、徐々にきゅうりと絡めながら食べると味に変化が感じられて美味しい。きゅうり自体も甘みがあってよいものであった。きゅうりはもう1本切っても良かったな。

 

毎度ながら息子にはカレー粉を入れないものを「カレー」と称して出しているので、「今日もカレー、美味しいね!」という言葉には嬉しい反面少し申し訳ない気持ちもある。そのうち「本物」を食べる機会もあるだろうか。

 

もしくはちょっとカレー粉を加えて様子を見るか…。