カレー粉でカレー作ったらアップするブログ

毎週のようにカレーを作っている私トニーが、カレーを作ったらその記録のために感想をアップするブログ

スネ肉と肩肉のビーフカレー。

我が家では滅多に牛肉を食べない。豚肉や鶏肉に比べて圧倒的に高いからだ。特売品や値引きシールがついている時でも圧倒的に高い。なのでビーフカレーはご馳走だと思っている。

 

実はストウブで一番初めに作った料理はビーフカレーなのだ。妻が息子を出産し、退院した日の夕食にした。考えうる中で一番のご馳走だったからだ。

 

そしてあの日の衝撃は忘れられない。カレーを味見をしたときの牛肉の柔らかさとスープのまろやかさに、比喩ではあるが腰を抜かしてしまったのだ。「こんなものが自分に作れたのか!」という衝撃である。ストウブは単なるお洒落調理器具というわけではなかったのだ。

 

 

ビーフカレー

あの日とは作り方は変わってしまったけれども、ご馳走であることは変わりない。今回は、息子の幼稚園入園祝いとしてビーフカレーを作ることにしたのだ(息子用にはカレー粉を入れないのだけど…)。

 

幼稚園の給食で「カレー」がでるようである。自分が食べているものが「カレー」ではなかったと知ったとき、彼はどう思うのだろうか…。

 

牛肉の種類

牛肉と言えど、いろいろ種類がある。もも肉、肩肉、スネ肉、ホホ肉、テール…。これまでいろいろな種類で作ってきたが、煮込めば煮込むほどいいものではないということが分かっている。それぞれの肉が硬すぎず、パサつきすぎず、ちょうどいい感じになる時間が違うのである。

 

今回はちょうどスネ肉が特売になっていたのと、肩肉に割引シールがついていたので2種類を使うことにした。ちなみに初めての試みである。お祝いに失敗のリスクがあるものに挑んでよいのかとも思うが、いっぱいお肉が食べたいのだ。

 

スネ肉

スネ肉はシチューによく用いられるらしい。割と硬いので前日の夜に2時間ほど煮込んで火を止めて冷まし、翌朝から再び煮込みはじめ、昼に食べるのがちょうどいい。

 

香りがとてもよく、臭みもないのでとてもご馳走感があるお肉である。

 

肩肉

カレー用としてラベルがついているものの代表格ではないだろうか?火の通りも割と早いので、朝から作り始めてお昼に食べるのにちょうどいい。もしくはお昼にスーパーに買い物に行って安かったら今晩はビーフカレーだと提案できるお肉である。

 

味や食感は「おお、ビーフカレーだ!」と感じさせるお肉である。

 

作り方

ここまで書いたところで2か月ほど筆を置いていたため、写真も作り方もおぼろげな記憶しかない。ただ、お肉の話で書いたように、スネ肉は前日から煮込んで、肩肉を翌朝再び火を入れる際に投入したことだけは覚えている。あとはいつも通りの作り方をしたはずだ。

 

牛肉は冷蔵庫から取り出して、塩コショウをして少し時間をおいてから(気温によるが10分~20分程度)鍋に投入する。取り出してすぐに入れてしまうと、硬くなったりパサついた感が出る気がするのだ。

 

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おわりに

盛り付けはトマトと茹でたほうれん草を添えた。息子の特に好きな野菜達だ。息子の入園祝いに作ったのに、息子用のお皿の写真が見つからなかった。

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2種類のお肉の煮込み具合もちょうど良かったと記憶している。それぞれの味の違いも楽しめて面白かった。

 

ちなみに、前半を書いた時点では5月だったが、現在は7月。幼稚園ではすでに給食でカレーが出ている。息子によると幼稚園のカレーと私のカレーはカレーであるが別の料理であり、どちらも好きなようである。とてもホッとした。