ストウブを買った当初は煮込めば煮込むほど美味しいと思っていたカレーだが、煮込みすぎると肉がパサつくため、肉の火入れにはとても気を遣っている。鶏手羽元や牛スネ肉だったらガッツリ半日煮込んでも問題ないが、鶏もも肉や牛肩肉だとそこまで煮込まないほうが良い。
では、美味しいと感じられる短時間の限界はどのぐらいなのだろうか?という実験をしたかったわけではないのだが、先日1時間半で鶏もも肉カレーを作る機会があった。煮込み時間は1時間程度である。
チキンカレーライス
それは急いでいたというか、作る気力がなかったというか、何も考えなくても作れるものを何も考えずに作ったということを意味しており、ゆえに完成した写真しか撮影していないほどの無気力ぶりだったのだけど、それなりに美味しくできたと思っている。
普段はカレーのみでお米は食べないのだが、今回は肉も小ぶりで焼き野菜もエリンギしか焼けなかったこともあり、お米も一緒に食べることにした。久しぶりのカレー"ライス"になった。
味はしっかり煮込まれた味になっていて、鶏もも肉もプリっとした食感が残っており、それなりに美味しくできたと思う。玉ねぎ、にんじん等の煮込み野菜は普段より長めに炒めたのも良かったのかもしれない。サニーレタスとトマトも食べられたし、惰性で作ったが手抜きには見えないだろう。
おわりに
ここのところいろんな調子が悪い。それがいったい何に起因するのか分からないことが気持ち悪い。仕事のせいなのか季節のせいなのか年のせいなのかアレのせいなのかコレのせいかは分からぬが、とにかくこのチキンカレーライスを作った日は本当にしんどかったのだ。
本当はもっといろんなことをしたい。本当はもっとやりたいことがあるはずなのだが、ここのところは睡眠優勢で読書ぐらいしかできていない。一過性で終わるといいなと思いつつ、とりあえず足が痛いのは病院に行ってこようかなと思いつつ。
そんなことを書きながら、今日もカレーを作る。明日のお昼に向けてのスペアリブカレーだ。カレー作りはなにも考えずに惰性でもできるのがいいのかもしれない。ブログに書いたり、レシピをつく足りしても表せない感覚的なものを体得してしまっているような気がする。
だから、カレーの味がおかしくなったら教えて欲しいと妻には伝えている。