カレー粉でカレー作ったらアップするブログ

毎週のようにカレーを作っている私トニーが、カレーを作ったらその記録のために感想をアップするブログ

キーマカレーとじゃがいも。

じゃがいもは多くの人にとって馴染みのある野菜の一つではないだろうか。私もじゃがいもは好きである。だが、一人暮らしの時分は洗って皮をむくのが面倒であまり購入しなかった。結婚して育休を取り、その一連の作業が苦でなくなってからはよく買うようになった。

 

一番好きなじゃがいもの調理方法は「煮る」ことである。肉じゃがや味噌汁にするのが最も美味しい調理方法だと思っている。「煮る」系のカレーにもよく入れている。

 

だからというかなんというか、キーマカレーという炒める系のカレーを作る際には、使うかどうか、使うとしてもどう使うかをとても迷うのである。ここで使わず、次の味噌汁に回そうなど考えを巡らすが、妻の「じゃがいも食べたいな」という鶴の一声によって、使わないという選択肢がなくなるのである。

 

 

キーマカレー

じゃがいもを使おうが使うまいが、キーマカレー自体の作り方は変わらない。ただ、失敗の可能性は高くなるのだ。私はじゃがいもの火入れが得意ではない。加熱が十分でないじゃがいもの「シャリ」っとした歯ごたえを感じた時、敗北の二文字と御しきれなかったじゃがいものほくそ笑む顔が目前に浮かぶのだ。

 

そこでキーマカレーにじゃがいもを使う際には、文明の利器に頼る。皮をむいて適当な大きさに切り、電子レンジで2分ほど加熱して予め熱を通しておくのだ。今回はじゃがいもを2個使用した。

 

しかし、なんだか今回はカレーとともに炒めることを躊躇ってしまった。特別な理由はないが、中に入れなくてもいいかと思ってしまったのである。

 

じゃがいもは別焼きで

ということで、電子レンジで熱したじゃがいもに片栗粉をまぶし、オリーブオイルでじっくり焼くことにした。そのまま焼くより、少しサクッとした感触が楽しめる。キーマカレーを作る前からじゃがいもに取り掛かり、キーマカレーが出来上がるころにフライパンから取り出して盛り付ける算段だ。

 

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ということで、いつものようにキーマカレーを作った。キーマカレー自体のレシピは前回(以下のリンク)と変わらないので割愛する。

 

curry.tonymctony.com

 

トマトも焼く

その算段だったのだが、カレーが完成する前にじゃがいもがいい感じに仕上がってしまったので、余っていた時間でトマトも片面だけ焼くことにした。たいして甘みがなかったり、食感がそこまで好みでなかったりするトマトは油で焼くことで美味しくなる。甘みとうま味が増すのである。

 

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ちょっとぼやけたのはご愛敬

 

なぜ食前にトマトの味が分かるかというと、ヘタを取る際に厚めに切って食べているからである。私はトマトが大好きだ。じゃがいもより大好きだ。

 

盛り付け

話が逸れた。そうして出来上がった今回のキーマカレーがこちらである。緑が欲しくなったので、水菜を添えてみた。

 

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前回のリベンジで目玉焼きを載せることも検討したが、今回はカレー自体にボリュームがあったし、邪魔になりそうな気がしたので控えた。

 

所感

トマトがとても美味しかった。酸味と甘み、そしてうま味が高次元で際立っていた。カレーと絡めた時の味も絶妙で、割と油を使ったにもかかわらず、さっぱりとした後味を演出していた。今日もトマトに出会えて本当に良かった。

 

息子もいただきますをするなり、トマトにかぶりつき、あっという間に「おかわり」までした。近い将来、息子とトマトを奪い合うことになるのかもしれない。

 

じゃなかった、今回はじゃがいもの話だった。確かにトマトを味わうためにはカレーの中に入れなくてよかったと思う。トマトの魅力を存分に味わう引き立て役に徹してくれていた。トマト万歳。

 

塩をかけずとも十分美味しかったし、サクサクとホクホクが両立していて、我ながら上手に焼けたと思う。フライドポテトやポテトチップスはたいして好きではないのだけど、こうして食べるポテトは好きだ。でも煮るのが一番好きだ。今日はじゃがいもと玉ねぎの味噌汁にしよう。